
(2)B案 図3−8 1ユニットの高さ1.0m前後(仕上は(1)に同じ)1ユニットの重量≒110kg/m 柱ユニットの重量≒14?s/m 
(3)問題点等 A、B案とも検討中の段階であり、さらに改良案の可能性もあると思われるが、重量及びサイズに関しては、ユニットの高さを110m前後とすれば一応目的に合ったものである。B案は、平面精度を出すために特殊な現場治具が必要と思われること、竪材が余分に必要なこと等から開発エレベーターのシャフトは、A案を基準に考えることとする。又、いずれの案についても、構造的に出入口部分がシャフトの弱点となることが判明している。これは別の鋼材、例えば○−100×100等の使用で構造的には解決するが、開発エレベーターが旅客の流動空間に設置されることから、シャフトのコーナー部分の形状を危険防止のため大きな面取り仕上、或いは曲面仕上等が可能なように、あえてL−100×100を使用したことに起因している。従って出入口部分のユニットは目下の開発段階としては、構造上の理由からある程度まとまったサイズに組み上げ、一体的に搬入せざるを得ないものと考える。
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